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買取と仲介、どちらが得か?ケース別の選び方を紹介

買取と仲介、どちらが得か?ケース別の選び方を紹介

不動産の売却を検討する際、多くの方が「仲介と買取、どちらを選べば良いのか」という疑問を抱えています。熱海・湯河原・真鶴エリアで別荘やリゾートマンションの売却を数多く手がけてきたワンストップでも、この質問は非常に多く寄せられます。仲介と買取では、売却スピード、手取り金額、手間のかかり方が大きく異なるため、ご自身の状況に合った選択が重要です。本記事では、それぞれの仕組みを解説し、あなたに最適な選択肢を見つけるための判断材料を提供します。

 

1. 不動産売却の基本:買取と仲介の仕組みを理解する

不動産売却には「仲介」と「買取」という2つの主要な方法があります。プロセスと結果には明確な違いがあるため、まずは基本的な仕組みを理解することが重要です。

 

仲介(マーケット売却)の仕組み

仲介は、不動産会社が売主と買主の間に立ち、一般市場で買主を探す方法です。広告活動を行い、購入希望者を募集し、内覧調整や価格交渉をサポートして売買契約の締結まで伴走します。

主な特徴:

  • 不動産ポータルサイトやチラシで広く購入希望者を募集
  • 複数の購入検討者による競争が発生する可能性
  • 仲介手数料(物件価格×3%+6万円+消費税が上限)が必要
  • 市場価格に近い金額での売却が期待できる
 

買主が見つかるまでに時間がかかる可能性がありますが、その分だけ高値での売却を目指せます。なお、仲介手数料は一般に上記が上限ですが、2024年7月施行の改正で低廉な空家等に限り特例上限が設けられています。

 

買取(業者買取)の仕組み

買取は、不動産会社自身が買主となり、直接物件を購入する方法です。広告活動や内覧対応は不要で、査定後に提示された買取価格に合意すれば、すぐに売買契約へ進めます。

主な特徴:

  • 不動産会社が直接買主となり、売却先を探す必要がない
  • 広告掲載や内覧対応が一切不要
  • 仲介手数料が発生しない
  • 数週間〜1ヶ月程度で現金化が可能
  • 買取価格は市場価格の6〜9割程度
 

不動産会社は買い取った物件をリフォームして再販するため、その利益分が価格に反映されます。価格面での譲歩は必要ですが、確実性とスピードを重視する方には最適です。

 

主要な違いの比較
項目 仲介 買取
買主 一般の個人・法人 不動産会社
売却価格 市場価格に近い 市場価格の6〜9割程度
売却期間 3〜6ヶ月程度 数週間〜1ヶ月程度
仲介手数料 発生する 不要
広告活動 あり(周囲に知られる可能性) なし(プライバシー保護)
内覧対応 必要 不要
契約不適合責任 原則として負う 免責特約が合意されることが多い(※例外あり)
リフォーム 必要な場合がある 不要(現状のまま)
 

✓ポイント:仲介は「高値での売却可能性」を、買取は「確実性とスピード」を重視した方法です。どちらにも一長一短があるため、優先順位を明確にすることが重要です。なお、買取での契約不適合責任の免責特約は原則有効ですが、売主が不適合を知りながら告げなかった場合は免責されません。

参考:不動産売買における契約不適合責任の免責条項とその有効性|虎ノ門桜法律事務所

 

2. 仲介を選んだ方が良いケース:高値・市場価格を狙う

仲介を選ぶ最大の理由は、市場価格に近い金額での売却が期待できる点です。ただし、時間と手間がかかることを理解しておく必要があります。

 

時間的余裕がある場合

売却を急いでおらず、3〜6ヶ月程度の期間を確保できる方には仲介が適しています。内覧対応や価格交渉には時間がかかりますが、その時間を投資することで、より高い売却価格を実現できる可能性が高まります

時間をかけることで得られるメリット:

  • 複数の購入希望者を比較検討できる
  • 繁忙期(春や秋)を狙った販売戦略が立てられる
  • 物件の魅力を最大限にアピールする準備期間が取れる
 

別荘やリゾートマンションの場合、購入検討者が現地を何度も訪れることもあるため、柔軟なスケジュール調整ができると有利です。なお、成約までの期間は市況や物件特性で変動し、時期により短縮・長期化の波がある点も考慮してください。

 

物件の状態が良い、または人気エリアの場合

築浅物件やリフォーム済み物件、真鶴・熱海・湯河原のような人気リゾートエリアの物件は、一般市場での需要が高く、買主が見つかりやすい特徴があります。

仲介に向いている物件:

  • 築年数が浅い、またはリフォーム済み
  • 海が見える、駅から近いなど立地条件が優れている
  • 間取りや設備が現代のニーズに合っている
 

こうした物件は市場価値が高く評価されるため、仲介を通じて適正価格で売却できる可能性が高まります。物件の魅力をしっかりアピールすれば、想定以上の価格で成約するケースも珍しくありません。

 

少しでも高く売りたいという意向が強い場合

市場原理に基づいた価格競争を活用したい方には仲介が最適です。複数の購入希望者が現れた場合、価格交渉の余地が生まれ、売り出し価格を上回る金額で成約するケースも存在します

高値売却を実現するための条件:

  • 物件に独自の魅力や希少性がある
  • 市況が好調で、買主側の需要が高い
  • 適切な売り出し価格設定と販売戦略がある
 

人気エリアや希少性の高い物件では、想定を上回る価格で成約する機会が訪れることもあります。価格を最優先する場合は、市場動向を見極めながらじっくり交渉を進めることが重要です。

✓ポイント:仲介は「時間をかけて高値を狙う戦略」です。売却期間に余裕があり、物件に市場競争力がある場合は、仲介を第一選択肢として検討する価値があります。

 

3. 買取を選んだ方が良いケース:スピード・手間を最優先する

買取の最大のメリットは、確実性とスピード、手間の少なさです。価格面での譲歩は必要ですが、特定の状況下では買取が明らかに有利となります。

 

早急な現金化が必要な場合

急な転勤、相続税の納付期限、ローンの残債整理など、数週間〜1ヶ月程度で現金化できる買取は非常に有効です。

買取が適している状況:

  • 相続税の納付期限(相続開始を知った日の翌日から10か月以内)が迫っている
  • 急な転勤や転職で引っ越し時期が決まっている
  • 住宅ローンの残債整理や債務返済が急務
  • 離婚に伴う財産分与で速やかな清算が必要
 

仲介では買主の住宅ローン審査に時間がかかりますが、買取では不動産会社が現金で購入するため、資金計画が立てやすいという利点があります。ただし、物件の状態や権利関係により実際の期間は前後します。

参考:No.4205 相続税の申告と納税|国税庁

 

周囲に知られずに売却したい場合

仲介では広告活動が行われるため、近隣住民や知人に売却が知られる可能性があります。一方、買取では広告が不要なため、プライバシーを守りながら売却を進められます

プライバシーを重視すべき状況:

  • 離婚や家庭の事情を周囲に知られたくない
  • 経済的な事情を公にしたくない
  • 近隣トラブルがあり、売却を知られると問題が悪化する恐れがある
 

買取では査定担当者のみが物件を訪れるため、不特定多数の内覧者が出入りすることもありません。

 

手間やコストをかけたくない場合

仲介では内覧のたびに部屋を整理整頓し、購入希望者を迎える必要があります。また、物件の状態によってはリフォームやハウスクリーニングが求められることもあります。

買取で省略できる手間とコスト:

  • 内覧対応のための部屋の片付けや清掃
  • リフォームや修繕工事の費用と時間
  • 広告掲載期間中の維持管理費用
 

買取では現状のまま引き渡せるため、荷物が多い状態や老朽化した状態でも対応可能です。さらに、契約不適合責任の免責特約が設けられることが多く、売却後のトラブルリスクを軽減できます。ただし、売主が不適合を知りながら告げなかった場合は免責されないため、正確な告知が重要です。遠方に住んでいて物件管理が難しい方や、高齢で体力的な負担を減らしたい方にも適しています。

 

築古・特殊な物件の場合

再建築不可物件、共有持分のみの売却、旧耐震基準の建物など、一般市場では買主が見つかりにくい物件でも、専門の買取業者であれば対応できる可能性があります

買取が有効な特殊物件:

  • 再建築不可物件(接道義務を満たしていない土地)
  • 共有持分のみの売却(他の共有者の同意が得られない)
  • 旧耐震基準の建物(昭和56年5月以前の建築)
  • 借地権付きの建物や底地
 

こうした物件は仲介に出しても長期間売れ残るリスクがあるため、買取による早期解決が現実的です。専門業者は再生や活用のノウハウを持っているため、一般の買主が敬遠する物件でも買い取ってもらえる可能性があります。

✓ポイント:買取は「価格よりも確実性とスピードを優先する戦略」です。時間的制約がある場合や、物件に特殊な事情がある場合は、買取を積極的に検討すべきでしょう。

 

4. 売却までの流れの違い

仲介と買取では、売却完了までのプロセスも大きく異なります。それぞれの流れを把握しておくことで、具体的なスケジュール感を持つことができます。

 

仲介の流れ
  1. 媒介契約の締結:不動産会社と専属専任媒介、専任媒介、一般媒介のいずれかを選択
  2. 広告活動の開始:不動産ポータルサイトへの掲載、チラシ配布など
  3. 内覧対応:購入希望者の案内(複数回発生することが多い)
  4. 価格交渉:購入希望者からの価格提示と条件調整
  5. 売買契約の締結:重要事項説明を経て契約書への署名・押印
  6. 決済・引き渡し:買主の住宅ローン実行後、物件の引き渡し
 

平均的な売却期間は3〜6ヶ月程度ですが、物件や市況によっては1年以上かかるケースもあります。なお、専任媒介契約では7営業日以内、専属専任媒介契約では5営業日以内にREINS(指定流通機構)への登録が義務付けられています。

参考: 媒介契約制度|公益財団法人 東日本不動産流通機構

 

買取の流れ
  1. 査定依頼:不動産会社へ買取査定を依頼
  2. 現地調査:物件の状態確認(通常1回のみ)
  3. 買取価格の提示:査定結果に基づく買取条件の提示
  4. 売買契約の締結:条件合意後、契約書への署名・押印
  5. 決済・引き渡し:不動産会社からの代金支払いと物件引き渡し
 

数週間〜1ヶ月程度で完了するケースが多く、スケジュールの予測が立てやすいという特徴があります。

 

5. あなたの状況に合った「最善」を見つけるために

ここまで仲介と買取の違いを詳しく見てきましたが、最終的な判断はあなたの状況と優先順位によって決まります

売却方法を選ぶ際の3つのステップ:

  1. 最優先事項を明確にする:売却価格を最重視するのか、スピードを優先するのか、あるいは手間を極力減らしたいのか。この軸を定めることで、選択肢が自然と絞られてきます。
  2. 両方の査定を取得して比較する:仲介での市場価格と買取での買取価格の差額を具体的に把握することで、より納得感のある判断ができます。例えば、仲介で3,000万円、買取で2,400万円という査定が出た場合、その600万円の差額に対して、仲介にかかる時間と手間が見合うかを冷静に判断できます。なお、仲介手数料・登記費用・税金・ローン残債などの諸費用も最終的な手取り金額に影響するため、「価格差+時間・手間+諸費用」で総合的に比較することが重要です。
  3. 信頼できる不動産会社を見つける:担当者との相性や、これまでの売却実績、地域への精通度などを総合的に評価することが重要です。
 

ワンストップでは、熱海・湯河原・真鶴エリアでの豊富な売却実績をもとに、お客様一人ひとりの状況に応じた最適な提案を行っています。仲介・買取の両方に対応しているため、客観的な視点でのアドバイスが可能です。

まずは無料査定から始めることをお勧めします。査定結果を見て、じっくりと検討する時間を持つことが、後悔のない売却への第一歩です。

 

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  ワンストップ株式会社 

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